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    分解について(余談)

 

  私は牧野さんと共に約10年間、田場会長と行動を共にしてきた。

  

       その中で分解について、いろいろな話を聞き、意見を交わしました。

  

  

       田場会長の見解として、自身60年余り、毎日稽古し、毎日巻藁を突いてきた。

  

      しかし、自分がここまで出来たのだから、自分よりもっと稽古をしている方がいるのでは

  

       ないかと思う、だから何時、出会ってもいい様に準備をしている途の事でした。

  

      その会話の中で分解の話が良く出た。

  

      分解の前提として考えなければならないのは自身が勝者で在ってはいけないとの事。

  

  相手はいつでも、空手経験者、柔道家、武道家もしくは自身より上の有段者であることを

  

  想定していなければならない。そうでなければ自己満足に終ってしまうからである。

  

  分解を研究するのであれば、その技に対しての返し技も研究し、指導しなければならない。

  

  但し、あくまでも実戦を想定した分解を考えなければならない。

 

 

  

 

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